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ぼうさいこくたい2023



関東大震災から100年となる今年の「ぼうさいこくたい2023」は神奈川県で開かれました。 平成28年第1回防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)が東京都で開かれて以降、今年で8回目の開催です。横浜国立大学が会場となり、行政、市民、地域団体、学術界、企業、メディアなどを中心に数多くのセッションやワークショップ、プレゼンテーションがありました。

私は、2本のセッションに参加。一つは「災害時、行政と民間の支援、どうやって調整するの?」。 神奈川県は元々NPO団体を支援する基金(かながわボランタリー活動推進基金)があり、NPO活動に力を入れている下地があります。災害時に活躍する地元のNPO団体は災害中間支援組織として位置づけられ、行政にありがちな縦割り組織に横串を通すため、複数部署の複数人が中核NPO団体と共にイベントを行うなどして、普段から繋がりを作ることが重要とのお話。

もう一つは「「防災×女性リーダー」で地域の防災力をアップデートする」。 休眠預金を使って、各地の団体が防災・減災に取り組む女性リーダーを育成している現場の声を聴きました。

異彩を放っていたのは「いわき放射能市民測定室たらちね」さん。東日本大震災のあと、原発事故を受けて、家族と子どもの命を守るため安全な食材を求めて放射能測定をしたのが始まりです。今も処理水の問題と向き合い、科学をどう解釈していくのかという新しいフェーズに入っておられます。 女性のリーダーを育てるにあたり、「自信」を持たせるためにどのようなサポートをしているかという問いは興味深かったです。最終的には「人とつながること」だとどの団体さんからも。

私も防災士として地域で役に立てるよう、学びと行動を大切にしていきます。




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