本日より2月定例会が始まり、知事からは2025年度の一般会計予算議案を始め、県立高校１２校の統合と名称変更をする条例、「埼玉県こども・若者計画」の策定に関する議案など６４議案が提出されました。
また、八潮の道路陥没事故、国から出された物価高騰に対する地方創生臨時交付金などの補正予算議案は、今月26日に先駆けて審議予定です。
八潮の件に関しては、八潮市を対象とした災害救助法の適用が決まりましたが、避難されている方への支援は限定的で、事業活動を縮小・休業された事業者に対する支援は対象外となっています。また、事故原因の究明やインフラの再整備に莫大なお金もかかることから、国への予算付けを求めるため、県議会として本日「道路陥没事故に係る下水道復旧、住民・事業者への対応及び老朽化対策の決議」「道路陥没事故に係る対応への支援を求める意見書」を全会一致で可決しました。
そして、国会の方で超党派の議連が立ち上がっている再審法改正についても、本日県議会において「刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書」が全会一致で可決されました。
私も今月11日に開かれた再審法改正に関する県議会での意見書採択を目指す集会に出席し、袴田ひで子さんや狭山事件の石川一雄さんのお連れ合いの石川早智子さんのお話を直接お伺いしました。報道によれば、法務省は法改正の前に法制審議会にかけるとのことで、まだ時間を要するようですが、第一歩として今日の埼玉県議会での意見書可決が他の議会へも広がることを期待しています。
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